【開催報告】2018年度 第一回ミニサロン 〜食から未来へ〜『発酵文化から地域を考える』

サポートちがさき自主事業はリベンデルと共催で行いました。

4月12日(木)午後5時半〜場所;リベンデル(市内矢畑)

今回は、熊澤酒造の熊澤茂吉代表取締役も駆けつけて下さり、下記の概要でした。

 

(第一部)

酒づくりの歴史、酒蔵に酒を求めに訪れた人びとが自然に集う居場所としての価値、食文化のハブのような存在であった。今も引き継がれ息づいている。熊澤茂吉さん、弘之さんの語り合いが続きました。昔地域にあった酒づくり、醤油づくり、豆腐やさん、地域にはそうしたものづくりがなりわいを続けていて地域を支え、地域経済が循環していた。 弘之さんが、ちがさき未来研究所についてこのまちの未来を語り合う場をつくりたいとの想いも語られ、まだ漠としているようだが彼の将来のこどもたちへの想いを知りました。 さらに弘之さんが新しく始める麹や「米の花」は、近々工事をスタートさせるそうで、麹にロマン、魅力を感じ、それを熱く語る弘之さんそしてその彼を暖かく見守る茂吉さんのつながりに深い、歴史に刻まれた絆と地域社会への愛情を感じ、暖かいオーラが漂う約一時間で有りました。

 

(第二部)

交流会は、別棟に会場を移し、リベンデルで収穫された食材をふんだんに盛り付けた味噌汁、浜田やさんからの絶品のおにぎり、差し入れの太陽光で焼き上げたガーリックパン、有志からの漬物、そして熊澤酒造の名酒天青を愉しみながら、参加者からスピーチを織り交ぜ楽しい交流の場となりました。

若い人材も、新しい人材も参加し、ちがさきが、大好きな様々な人材が集まった良いサロンでありました。

参加者24名(ゲスト2名・サポチガ関係参加者を除く13名・サポチガ9名)

 

久保田邦邇