『このまちの課題 「チーム茅ヶ崎」で解決しませんか。 「食」から未来へ 協働のダイナミズム』

 今から5年ほど前の2016(平成28)年3月に『このまちの課題 「チーム茅ヶ崎」で解決しませんか。 「食」から未来へ 協働のダイナミズム』 という冊子を当団体は発行していました。当時の役員たちの素晴らしい仕事を、改めて紹介させていただきます。

食から未来へ

 企業やNPO、行政や大学(以下、「企業やNPO」)も恒根を無くし、お互いが顔の見える関係をつくる。そして、それぞれ得意なことを持ち寄ってこのまちの課題を解決するという「協働(パートナーシップ)」 |こよって、お互いの想いの実現が加速する。

 そんな未来を夢見て始まったのが、特定非営利活動法人NPOサポートちがさきの「企業とNPOのマッチングプロジェク ト」でした。

 2010(平成22)年から、企業関係者、NPO関係者、市民、行政職員が集まっての研究会や2013(平成25)年度協働推進事業をはじめとする様々な活動に取り組み、徐々に顔の見える関係づくりが進みました。その中で、「顔の見える関係から協働関係に発展するためには、お互いがどんな想いを持って、どんな取組みをしているのか、ということが見えなければならない」という課題を認識しました。

 そこで、2015(平成27)年度協働推進事業 「企業・NPO・行政の協働に向けた『見える化』事業」として、これまでの関係づくりを最大限発揮できる「食」をテーマに、企業やNPO、 行政や大学の各セクターの取組みについてヒアリングをしました。 一口に 「食」といっても、多様で難解な課題が潜在していますが、その課題に果敢に挑む様々な方が存在し、解決に向けて取り組んでいることがヒアリングを通して明らかになりました。

 企業やNPOなど各セクターから、専門性を発揮した協働の成果や目指す将来像のお話をお聞きする中で、更なる発展のため重要な要素は、「自分たちの活動を地域に知ってもらうこと・地域の信頼を得ること」であり、達成するための共通のキーワー ドが、各セクターの活動の「見える化」でした。

 当団体は茅ヶ崎市の総務部市民自治推進課、企画部企画経営課、経済部産業振興課の3課と「見える化」の取組みを進めさせていただき、本冊子を発行することができました。掲載できた団体や企業の数はまだまだ少ないですが、こうした取組みが異業種間で相手の取組みへの関心につながり、「新しい価値の創出」へつながっていくことを願っております。

 この冊子をご覧になり、協働したい相手興味のある相手を見つけた方は、いつでも当団体までご相談ください。これまでの関係づくりで培った「縁」や「経験」を活かして、全力でサポートさせていただきます。